コラム77 ~「こんばんは~・・・」
「こんばんは~、森進一です」
このセリフ(ものまね)を小さい頃からなん百回と聞きました。
そして、何度か自分でも使いましたが、ウケたためしがありません。
ちなみに、このセリフの元祖は、ギター漫談の「堺すすむ」だそうです。
なぞなぞを出題し、「♪な~んでか?」と問いかける「なんでか?フラメンコ」が有名でした。(「笑点」にも、よく出ていました。)
昔は、ものまねブームがあり、テレビのモノマネ番組「ものまね王座決定戦」(司会:あのねのね、研ナオコ)も人気でした。
その番組から、「清水アキラ」・「ビジーフォー(グッチ裕三、モト冬樹)」・「栗田貫一」・「コロッケ」の4組が『ものまね四天王』と呼ばれ、ブームを牽引しました。
以降、数多くのものまね芸人が登場し、テレビ番組や劇場・ライブなどで活躍しました。
近年は、ものまねタレントなどお笑い芸人が本職でない人もものまねを披露し、多くの人々に支持されています。
最近でも「チョコレートプラネット」(IKKOと和泉元彌のWモノマネ)、「りんごちゃん」(ギャップのある男らしい歌)、「Mr.シャチホコ」(和田アキ子を完コピ)、「みはる」(天童よしみ、中島みゆきをそっくりに歌う)あたりが人気の様です。
そこで、『ものまね芸人ランキング』(最も面白いものまねタレントは?)
1位「コロッケ」(クオリティが高く、ロボットや恐竜など進化を続ける。)
2位「Mr.シャチホコ」(和田アキ子を完コピ)
3位「ミラクルひかる」(宇多田ヒカル、中島美嘉など、顔までそっくり)
4位「原口あきまさ」(レパートリーが広く、バランスがいい)
5位「青木隆治」(美空ひばりやL’Arc〜en〜Cielのhydeが代名詞)
6位「ホリ」(キムタク、出川哲朗、えなりかずきなど幅広い)
7位「りんごちゃん」(武田鉄矢、吉幾三など、見た目とのギャップが人気)
8位「神無月」(井上陽水、プロレスラー武藤啓司、原辰徳など幅広い)
9位「荒牧陽子」(中島みゆき、倖田來未、坂本冬美など正統派の完コピ)
10位「エハラマサヒロ」(矢野顕子、ジーニーなど斬新なモノマネ)
以降、12位「みかん」(土屋アンナ)、13位「山本高広」(織田裕二)、17位「福田彩乃」(長澤まさみ、吉高由里子)、20位「高田紗千子」(菅野美穂、安めぐみ)、32位「栗田貫一」(ルパン三世)、34位「松村邦洋」(北野武)、35位「渡辺直美」(ビヨンセ)、37位「清水アキラ」(研ナオコ、谷村新司などのセロハンテープネタ)、42位「博多華丸」(児玉清)、52位「清水ミチコ」(平野レミ、森山良子)などでした。(カッコ内は、私の好きなネタです。)
そうそう、清水ミチコは流行らしたネタに、『ただ鼻をつまんで、一言挨拶をする』、という簡単なものまねがありました。
明石家さんまや北野武など、多くの人が真似ていました。
私も、何度かやりましたが、やっぱりウケませんでした。
「こんばんは、幸田シャーミンです。」